世の中はいろんなものが流行り、廃れていきます。
洋服や食べ物などにそのときのトレンドがあるように、ホームページのデザインにもトレンドというものがあります。
今までにもホームページのトレンドは何回も変わっており、昔はデザインよりも軽量でページの構造がわかりやすいホームページが人気でしたが、スマートフォンなどが登場し電子技術が飛躍的に進歩した近年では、凝ったデザインやユーザーが使いやすい・見やすいデザインが人気の傾向にあります。
今回はそんな近年人気のホームページのトレンドの一部を見ていきましょう。
ミニマルデザイン
ミニマルデザインとは装飾などを出来る限り少なくしたシンプルなデザインのことです。
ミニマルとは英語で「可能な限り少ない」「必要最低限の」という意味の言葉です。余計な装飾や動きがなく、程よい余白があるので、丁寧でスタイリッシュなイメージを見た人に与えることができます。近年ではこういったほどよい余白のあるホームページが特に人気で、余計なものを省いた分、ページの表示速度も速いため読み込みが遅いといったストレスをユーザーに与えにくくなるというメリットもあります。
パララックスデザイン
スクロールすると文字が下からふわっと現れるホームぺージを見たことはありませんか?
そういった立体感や遠近感のあるデザインがパララックスデザインです。
パララックスとは英語で「視差」という意味の言葉です。
動きがあることで最後までスクロールしてもらえたり、見た人が飽きないホームページを作ることができます。
やりすぎると情報が読み取りにくくなってしまったり、ホームページの表示速度や動作が重たくなるので注意が必要です。
インフォグラフィックデザイン
インフォグラフィックデザインとは情報やデータを整理して、主にイラストや図形などで視覚的に表現するデザインです。
例えばアンケート調査を行ったとして、集計結果を文字でまとめた物と、グラフという図形でまとめた物が用意された場合、後者の方が頭に入ってきやすくなりませんか?グラフは情報を整理してわかりやすく図形にしたものなので、インフォグラフィックデザインにあたります。
近年では主に採用情報のページで就活生向けに「数字で見るページ」という、社員の男女比率や平均年齢、休日の過ごし方など、インフォグラフィックデザインで表現するホームページが増えています。
一部ですが近年のホームページのトレンドをご紹介しました。
ホームページのトレンドはたった数年でがらっと変わることもあるので、こまめにチェックする必要があります。
今回ご紹介した以外にもあぁこういうデザインどこかで見たことある!!というものもきっとあるので、興味があれば調べてみてくださいね。